アジングやメバリングで「あと10m先の潮目まで届けば」と感じたときの定番が、アルカジックジャパンのシャローフリークです。ただ、店頭では7.5gと8.1gがほとんど同じ見た目で並んでいて迷います。この2つは同じ大きさで、違うのは「残浮力」の符号です。この記事では、残浮力の読み方とシリーズの選び分けをまとめます。
結論|最初の1個はF 7.5g、底まで探るならDive 8.1gを足す
アルカジックジャパン シャローフリーク F 7.5g
- 残浮力 0.3g
- φ21.8×32.7mm
- 商品コード 25011
ジグヘッドの重さを変えるだけで、水面直下と中層を1個で撃ち分けられます。
アルカジックジャパン シャローフリーク Dive 8.1g
- 残浮力 −0.3g
- 沈下速度 1mあたり約5〜6秒
- φ21.8×32.7mm
フロートごと沈めて全層を探れます。外寸はF 7.5gと同じなので、同じロッドでそのまま振れます。
価格・在庫は変動します。選び方の根拠は本文で解説しています。
30秒でわかる結論|シャローフリーク インプレ
- 7.5g(F)と8.1g(Dive)は外寸が同じで、浮くか沈むかが違うだけです。
- 最初の1個はF 7.5g。ジグヘッドの重さを変えるだけで、水面直下と中層を撃ち分けられます。
- 底まで探りたくなったら、同じサイズのDive 8.1gを足します。
- 潮が速い場所や深場に通うなら、Super Diveを検討します。
シャローフリークはFシステム専用に設計されたフロート
シャローフリークは、アルカジックジャパン(キザクラのブランド)の藤原真一郎さんが考案した「Fシステム」用のフロートです。狙いは、軽いジグヘッドの動きを残したまま遠くへ運ぶことです。飛行姿勢を計算したオーバル形状、残浮力を作るオリジナル樹脂、夜でも位置が分かるホワイトグローが特徴です。
フロートは重さを足して遠くへ飛ばしつつ、浮力で沈む速さを打ち消す道具だよ。だから軽いジグヘッドのゆっくりした沈み方のまま、遠くを探れるんだ🎣
シャローフリークのFとDiveのスペック比較
| モデル | タイプ | 重量 | 残浮力 | サイズ | 商品コード |
|---|---|---|---|---|---|
| シャローフリーク | F(フローティング) | 7.5g | 0.3g | φ21.8×32.7mm | 25011 |
| シャローフリーク | F | 10.5g | 0.6g | φ24.5×36.5mm | 25012 |
| シャローフリーク | F | 15.0g | 0.8g | φ28.0×41.0mm | 25013 |
| シャローフリーク Dive | D(ダイビング) | 8.1g | −0.3g | φ21.8×32.7mm | 25014 |
| シャローフリーク Dive | D | 11.7g | −0.6g | φ24.5×36.5mm | 25015 |
| シャローフリーク Dive | D | 16.6g | −0.8g | φ28.0×41.0mm | 25016 |
いずれもメーカー公式の公称値で、希望本体価格はFが575円、Diveが580円(税別)、Diveの沈下速度は1mあたり約5〜6秒です。7.5gと8.1g、10.5gと11.7g、15.0gと16.6gは外寸がまったく同じです。外寸が同じFとDiveの重さの差(7.5gと8.1gなら0.6g、10.5gと11.7gなら1.2g、15.0gと16.6gなら1.6g)は、飛ばすためではなく、沈ませるための重さです。

残浮力の読み方|符号でリグの動きが決まる
残浮力は、公式の説明では「その負荷がかかると沈みはじめる重量の目安」です。
- Fモード:F 7.5g(残浮力0.3g)に0.3g未満のジグヘッドを結ぶと、フロートは浮いたまま。水面直下だけを狙えます
- Pモード:0.3g以上を結ぶと、フロートがゆっくり沈み、ジグヘッドが着底すると止まります。フォールを遅くしたまま操作できます
- Dモード:Diveのマイナスの残浮力は沈下速度の目安です。フロートごと沈むので、先端のジグヘッドは軽いまま深いレンジを探れます
残浮力は平均値で、塩分濃度や水温でも変わると公式が注記しています。ジグヘッドの重さはアジングのジグヘッドの重さの選び方、リーダーはアジングのエステルラインとリーダーの選び方で整理しています。
アルカジックジャパン シャローフリーク Dive 8.1g
Fでは届かない底を、軽いジグヘッドのまま探りたいときに足す1個です。外寸はF 7.5gと同じなので、同じロッドでそのまま振れます。
シャローフリークのメリット3つとデメリット2つ
- メリット:軽いジグヘッドのまま飛距離を足せる/残浮力の数字でレンジを設計できる/ホワイトグローで夜でも位置が分かる
- デメリット:仕掛けが長くなり、狭い足場ではキャストのトラブルが増える/1個では完結しにくく、タイプ違いを2個以上そろえる前提になる
シリーズ5モデルの選び分け
| モデル | タイプ | 重量 | 残浮力 | 希望本体価格(税別) | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|---|
| シャローフリーク | F | 7.5/10.5/15.0g | 0.3/0.6/0.8g | 575円 | 基準。水面直下とパラシュート |
| シャローフリーク Dive | D | 8.1/11.7/16.6g | −0.3/−0.6/−0.8g | 580円 | 全層。1mを約5〜6秒で沈下 |
| シャローフリーク Super Dive | SD | 11.1/14.7/16.7/21.6/23.6g | −3.3〜−7.8g | 605〜715円 | 激流・深場。Sは1mを約2〜3秒 |
| シャローフリーク Petit | F | 3.3g | 0.3g | 525円 | 全長53.7mm。後付けできる小型 |
| シャローフリーク Expanda | F/D | 17.8g/19.0g | 0.6g/−0.6g | 790円/925円 | 全長160mm。残浮力を調整できる |
Super Diveは残浮力−3.3〜−7.8gでDiveより速く沈みます。Petitはハリス止めで後付けでき、Expandaは全長160mmで残浮力を自在に設定できます。
- 常夜灯周りの表層 → PetitかF
- レンジを刻んで探る → FとDiveの2個
- 潮が速い・水深がある → Super Dive
- 1個でレンジを作り込む → Expanda
広島湾で使うなら
広島湾は浅い港湾部と、潮が通る水道筋が混在します。浅い港の常夜灯周りはF 7.5g、船道の駆け上がりや水道筋はDive、橋脚周りなど流れの速い場所はSuper Diveの守備範囲です。潮の動く時間は釣り指数、エリアは広島・瀬戸内の釣りガイド、時期は広島アジングの時期とポイント選びや広島のメバリングの時期とポイント選びで確認できます。
広島湾は浅い港が多いから、いきなり重い番手をそろえなくて大丈夫だよ。
重さはロッドの適合ルアー重量で決めます。上限10g前後のアジングロッドなら、7.5gのFか8.1gのDiveが収まります。ロッド選びはメバリングロッド初心者の選び方で触れています。
まとめ
FとDiveは見た目で迷いやすいので、残浮力の符号で選んでください。最初はF 7.5g、レンジを広げたくなったらDive 8.1g、潮が速い場所や深場ならSuper Diveの順です。
アルカジックジャパン シャローフリーク F 7.5g
迷ったらF 7.5gから。ジグヘッドの重さを変えるだけで、水面直下と中層を切り替えられます。
アルカジックジャパン シャローフリーク スーパーダイブ S 11.1g
Diveでも流されて底が取れないなら、残浮力−3.3gのSが守備範囲を埋めます。



