秋の堤防で、竿先が震えたのにエサだけ取られて何も掛からない。カワハギを狙い始めた人がつまずくところです。売り場の「カワハギ」仕掛けは全長も鈎の数もばらばらですが、想定する釣り方が違うだけです。この記事では、仕掛けを2つの型に分けて、選び方・動かし方・続けるための備えをまとめます。
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30秒でわかる結論|カワハギ堤防の仕掛けと釣り方
- 堤防の仕掛けは「足元に落とす胴突き式」と「少し投げるオモリ付き」の2つです。
- 号数は鈎の大きさで選び、ハリスと幹糸はメーカーが組んだ太さをそのまま使います。
- 動かし方は、トントンと叩いて止め、竿先が震えたら上へ。底に置きっぱなしにしません。
- しばらく釣れないときは、まず鈎にエサが残っているかを見ます。
カワハギが「エサ取り名人」と呼ばれる理由|おちょぼ口と雑食性
カワハギは口が小さく、丈夫な歯があるので、鈎ごと丸呑みしにくい魚です。竿先に反応が出るのにエサだけ減っていくのはこのためです。成魚は海藻・ゴカイ・フジツボ・エビ・カニ・貝などを食べる雑食性で、エサの種類より「どう食わせるか」が結果を分けます。
鈎に乗りにくいのは、口が小さくて歯が丈夫だからなんだ。そこを知っておくと、落ち着いて向き合えるよ。
水深100m以浅の磯まわりや砂地にすむので、堤防から十分届きます。冬は特に肝臓が大きくなり身に脂がのるとされ、関西では「ハゲ」、瀬戸内では「ギュウ」とも呼ばれます。船で狙う時期と仕掛けは瀬戸内のカワハギ船釣りの時期にまとめています。
堤防のカワハギ仕掛けは2つの型|足元に落とすか、少し投げるか
堤防の仕掛けは、足元の壁際に落とす型と、少し投げて砂地を引く型に分かれます。

- 足元に落とす胴突き式:オモリが一番下で、その上に鈎が並びます。ハヤブサのHD191は全長60cm、HD200は全長80cmです。がまかつのHD-113は「ショートハリスで感度抜群」とされ、堤防際を手数で探る仕掛けです
- 少し投げるオモリ付き:がまかつのHD-108はオモリが最初から付いていて、メーカーは「ちょい投げ&ズル引きが効果的」と説明し、ルアーロッドやコンパクトロッドでも使えるとしています
足元に気配がない、足場が高い、砂地を面で探りたい。そんな日は投げて引く型が向きます。
どっちが上とかじゃなくて、立つ場所で決まるんだ。行く堤防を思い浮かべてから選ぶといいよ。
鈎の号数で決まるハリスと幹糸|市販仕掛けの読み方
| 製品 | 型 | 鈎の号数 | ハリス | 幹糸 |
|---|---|---|---|---|
| がまかつ HD-108 | ちょい投げ | 1〜4号 | 2〜3号 | 3〜4号 |
| がまかつ HD-113 | 堤防際 | 2〜5号 | 2.5〜3号 | 4号 |
| ハヤブサ HD191 | 堤防際 | 2〜4号 | 2〜3号 | 3〜4号 |
| ハヤブサ HD200 | 堤防・船 | 3〜8号 | 2〜4号 | 3〜5号 |
どの製品も、鈎が大きいほどハリスと幹糸が太くなる組み合わせです。鈎を魚のサイズに合わせ、糸はメーカーの組み合わせのまま使えば、売り場で迷いません。
掛けるための動かし方|トントン、止め、そして上へ
胴突き式は、竿を上下して海底をトントンと3〜4回叩いてエサを踊らせ、しばらく止めて食わせます。動かして気づかせ、止めて食わせる切り替えが要です。竿先がプルプル震えたら、すばやく竿先を上げて掛けます。ハヤブサは「海底から浮かしているとよく釣れます」と説明しているので、オモリが底を叩く位置から少し持ち上げて漂わせます。投げる型は、着底させてからゆっくり引いてきます。
底に置きっぱなしにしないでね。トントンして、止めて、ちょっと上げる。これの繰り返しだよ。
釣り続けるための備え|エサ切れと根掛かり
- エサの確認:「アタリがない」と判断する前に鈎の先を見る。知らないうちにエサがなくなっていることはよくあります
- 根掛かり:ゆっくり引くと食い込むので、竿を2回ほど素早く振り上げます。外れなければ、糸を引っ張って遠くの結び目で切り、海に糸を残さないようにします
- 巻きすぎ:サルカンが竿先まで来てさらに巻くと竿先が折れることがあります。水面まで来たら止めます
まとめ|立つ場所を決めてから、仕掛けを選ぶ
足元なら胴突き式、投げるならオモリ付き。立つ場所を決めれば仕掛けが決まります。出かける日は広島・瀬戸内の釣り指数で潮と海況を確かめ、堤防選びは呉の堤防釣りポイントの選び方も参考にしてください。堤防際を手返しよく探るなら、次の仕掛けが向きます。



