エギングのラインは「PEの0.6号か0.8号」が定番と言われます。ただ、なぜその号数なのか、自分はどちらを選べばいいのかまでは、売り場の表示からは読み取れません。
結論から言うと、エギングラインの太さはPE0.6号が基準で、風の強い日が多い釣り場や大型狙いが中心なら0.8号です。ラインはエギングの感度と飛距離を決めるパーツで、エギが着底した感触やイカが触れた気配が手元に届くかどうかは、号数とリーダーの組み合わせでほぼ決まります。
この記事では太さの決め方を軸に、0.6号と0.8号の使い分け、リーダーの合わせ方、そして具体的なPEライン7本を順に整理します。
結論|迷ったらこの3本から
価格・在庫は変動します。選び方の根拠は本文で解説しています。
エギングラインはPEが基本|ナイロン・フロロとの違い
エギングのメインラインとして主流なのはPEラインです。その理由は3つあります。
飛距離が出る:PEは細くても強度があるので、同じ強度のフロロカーボンやナイロンより細い号数が使えます。細ければ空気抵抗が少なく、エギが遠くに飛びます。
感度が高い:PEはほとんど伸びないラインです。エギが着底した感触、イカがエギに触れた感触、潮の流れによるテンションの変化がロッドにダイレクトに伝わります。
耐久性が高い:適切にメンテナンスすれば、フロロやナイロンより長持ちします。コスト面でも長期的にはPEが有利です。
デメリットとしては、風に弱い点(ラインが軽いのでフケやすい)とリーダーが必須な点があります。ただこれはエギングにおいてはあまり問題になりません。
エギングラインの太さは何号?|号数別の早見表
エギングで使うPEラインは0.6号〜1.0号が定番です。まず全体像を号数別に整理します。
| 号数 | 用途 |
|---|---|
| 0.5号 | 小型エギ(2.5号以下)、繊細なアタリを取りたいとき |
| 0.6号 | 汎用。春イカ・秋イカどちらでも使いやすい |
| 0.8号 | 強風時、大型アオリイカ狙い、初心者に扱いやすい |
| 1.0号 | 大型狙い、磯エギング |
0.6号と0.8号はどちらを選ぶか
いちばん迷いやすいのがこの2つです。判断の軸になるのは使うエギのサイズと風の2点だけです。
0.6号が向く場面:2.5〜3.5号のエギを使う標準的なエギング。秋の小型から春の大型まで1本でまかないたい場合もこちらです。細いぶん空気抵抗と水の抵抗が小さく、飛距離でもエギの沈下姿勢でも有利になります。
0.8号が向く場面:風の強い日が多い釣り場、藻場や磯など根ズレのリスクが高い場所、そしてライントラブルを減らしたい入門期。太いぶん張りがあるので、穂先への絡みや高切れが起きにくくなります。
どちらか1つを先に買うなら、まず0.6号で組み、風でラインが膨らんで釣りにならない日が続くようなら0.8号を足す、という順番なら無駄になりません。
0.6号と0.8号で迷ったら、まず風のことを考えるといいよ。細いラインはよく飛ぶけど、そのぶん風には弱いんだ🎣
エギングラインおすすめ7選
1. シマノ ピットブル8+ 0.6号
8本撚りで表面が滑らかなため、ガイドの抵抗が少なく飛距離が出ます。視認性の高い色設定で、ラインの動きでアタリを目で取るゼロテンションの釣りにも向いています。コストパフォーマンスが高く、最初の1本に選ぶ人が多い印象です。
参考までに、記事中で触れたモデルの販売ページを各項目に掲載しています(最新の仕様・価格は販売ページでご確認ください)。
シマノ ピットブル8+ 0.6号
2. YGKよつあみ X-Braid アップグレードX8 0.6号
PEラインで定評あるYGKのフラッグシップに近い製品です。根ズレに強く、感度がとにかく高い。磯や藻場のような障害物が多いポイントで使うとその差がよくわかります。価格はやや高めですが、品質の安定感は抜群です。
YGK X-Braid アップグレードX8 0.6号
3. デュエル アーマードF+ Pro 0.6号
フッ素コーティングが施されており、飛距離と耐摩耗性を両立しています。エギング専用として設計されているため、マーカーの間隔もエギングに適した設定になっています。このラインを使ってから飛距離が伸びたと感じました。
デュエル アーマード F+ プロ エギング 150m 0.6号 H4088
4. メジャークラフト 弾丸ブレイドX8 0.6号
コスパ重視の方に向いています。安価ですが品質は十分で、練習用や複数タックルに巻く際に重宝します。日常的に釣りに行く方が「使い捨て感覚」でシーズンごとに巻き替えるのに向いています。
メジャークラフト 弾丸ブレイドX8 0.6号
5. サンライン ソルティメイト エギスタ 0.6号
サンラインがエギング向けに開発したラインです。しなやかで結節強度が高く、FGノットの締め込みがスムーズです。カラーマーカーが鮮明でラインの流れが読みやすく、ドリフト系の釣りにも対応できます。
サンライン(SUNLINE) ソルティメイト PEエギスタ 8 150m 0.6号 1281
6. バリバス アバニ エギング マックスパワーPE X8 0.6号
エギング専用として各メーカーが競い合うカテゴリのなかで、バリバスが仕上げた1本です。緻密に編み込まれた原糸と特殊コーティングによるシルクのようななめらかさが持ち味で、ガイド抜けが良くライントラブルが少ない印象です。フォール中のアタリを目で取れるフォーリングバイトマーカー付きで、ホワイトベースのマーキングは夜釣りでも見やすく扱いやすいです。
バリバス VARIVAS アバニ エギング マックスパワーPE X8 150m 0.6号
7. ダイワ UVF エメラルダス デュラセンサー×8+Si² 0.6号
ダイワのエギングブランド「エメラルダス」のラインです。Si²コーティングにより耐久性が高く、使い続けても性能が落ちにくい点が気に入っています。キャスト時の糸鳴りが少なく、集中して釣りに臨めます。
ダイワ(DAIWA) PEライン UVFエメラルダスデュラセンサーX8+Si2 0.6号 150m 3カラー
リーダーはフロロカーボン1.5〜2.5号を選ぶ
PEラインに必ずリーダー(ショックリーダー)をつなぎます。根ズレやスナップへの接続強度、エギのアクションの安定性を担う重要なパーツです。
素材はフロロカーボン一択です。ナイロンより硬く、根ズレに強い。水に沈む素材なのでエギの姿勢も安定します。
号数は1.5〜2号が標準で、春の大型狙いや磯では2.5号まで上げます。長さは50〜80cmが一般的です。長くするほど根ズレには強くなりますが、そのぶん結束部がガイドに入る回数が増えてトラブルの原因になります。
迷ったときはメインラインの号数に合わせて上げ下げすると、強度のバランスが取れます。PE0.6号ならリーダーは1.5〜2号、PE0.8号なら2〜2.5号が目安です。
リーダーは長ければいいってものじゃないよ。結び目がガイドに当たる回数が増えると、それだけトラブルのもとになるんだ。
リーダーとPEの結束にはFGノットかSCノットを使います。最初は覚えるのが大変ですが、慣れれば5分もかからず結べます。この結束の精度がそのまま釣果に影響するので、時間をかけて練習する価値はあります。
ラインメンテナンスで寿命を延ばす
PEラインは適切に管理すれば長持ちします。押さえておきたいのは次の4点です。
- 釣行後は真水でスプールごとサッと洗う
- 使用前にシリコンスプレーを軽く吹く
- ロッドに巻いたまま保管せず、スプール単体で保管する
- シーズンごとか、1年を目安に巻き替える
特に磯や内湾など塩分濃度が高いポイントでは、洗いを丁寧にやるとラインの劣化が遅くなります。
PEは洗うことより「しっかり乾かす」ほうが大事かも。塩が残ったまま巻いておくと傷みが早いよ。
広島湾で使うなら|潮と風から号数を決める
広島湾は島と半島に囲まれていて外洋ほど波は立ちませんが、そのぶん瀬戸や水道では潮の流れが速くなります。流れの中でエギを沈めるとき、ラインが太いほど水の抵抗を受けて糸フケが出ます。潮通しのいい場所を主戦場にするなら、0.6号の細さがそのまま底取りのしやすさになります。
一方で冬から春にかけては北寄りの風が続く日があり、堤防のエギングは風とラインの勝負になります。風でラインが大きく膨らむ日が多いようなら、0.8号へ上げてトラブルを減らしたほうが、結果的に釣りをしている時間が長くなります。
季節ごとの狙いどころは広島・瀬戸内の釣りガイドに、当日の潮回りは釣り指数でまとめています。
釣具専門の品揃えからシリーズを横断して比較したい方は、こちらも参考にしてください。
▶ アウトドアとフィッシングの専門店【ナチュラム 】
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結論|迷ったらこの3本から
価格・在庫は変動します。選び方の根拠は本文で解説しています。
まとめ|エギングラインの太さは0.6号を基準に決める
エギングラインの太さの決め方をまとめます。
- メインラインはPE 0.6〜0.8号が基本
- 初心者は扱いやすい0.8号から
- リーダーはフロロ1.5〜2号で60cm前後
- ラインは年1回のペースで巻き替える
ラインはタックルの中では安価に交換できるパーツです。太さで迷って買わないままでいるより、まず0.6号を巻いて、風や釣り場の条件に合わなければ0.8号を足す。そのほうが早く自分の基準が決まります。



