堤防のタコ釣りは夏が本番|仕掛けはオモリ15〜40号で底を擦る

夏の堤防でのタコ釣りの仕掛けとタコエギ 堤防・ちょい投げ

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夏になると、堤防がにわかにタコ狙いの釣り人で賑わい始める。新子が育ち、足元のテトラやケーソンの隙間に身を潜めるこの時期は、ランガンで数を伸ばしやすい季節だ。ただ、釣果を分けるのはやはり仕掛けの組み方とボトムの取り方になる。この記事では、夏の堤防で定番となっているタコ仕掛けと、掛けるまでの誘い方を整理しておく。

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堤防のテトラ際・壁打ちでタコを狙う方向け

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オモリ一体型のタコジグならケーソンの壁を縦に落とし込みやすく、ズル引きの仕掛け作りに悩みません

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タコ仕掛けは「底を擦る」前提で組む

夏の堤防タコ釣りで最初に意識したいのは、仕掛けは常にボトムを擦り続ける前提で組むという点だ。タコは底や障害物に張り付いているので、宙を引いてもまず乗らない。逆に言えば、底を切らずにズル引きできる仕掛けさえ作れれば、釣果は安定してくる印象がある。

ベースとなるのはタコエギ、もしくはタコジグを使ったオクトパッシングの仕掛けだ。どちらも底を引きずって使う点は共通しているが、シルエットとアピールの質が違う。新子が多く数釣りになりやすい盛夏は小型のタコエギ、良型を選んで狙いたい時期はボリュームのあるタコジグ、と使い分けるのが基本になる。

オモリは堤防の水深と潮の速さに合わせて15〜40号程度を目安にする。軽すぎると底を見失い、重すぎると根掛かりが増えるので、底をコツコツ感じられるギリギリの重さに調整するのがコツだと感じている。

タコエギ仕掛けの基本構成

タコエギ仕掛けは、専用のタコエギにオモリを抱かせて使うのが一般的だ。最近は中オモリ内蔵タイプや、下部にオモリを直付けできるタイプが増えていて、堤防のキャスティングでも扱いやすくなった。

よく使われるのは、タコエギ単体にスナップでオモリを連結し、根掛かり回避のためにオモリが先行する形にする構成だ。こうしておくと、障害物に当たった際にオモリが先に乗り越えてくれるので、エギ本体のフックが引っかかりにくくなる。集寄せとしてタコエギを2個直列にする「タコエギの連掛け」も有効で、アピール力が上がる場面が多い。

カラーは赤・オレンジ系を軸に、濁りが強い日はチャート系、澄み潮ではナチュラル系も持っておくと選択肢が広がる。タコは色を見ているというより明暗やシルエットで反応している印象があるので、まずは視認性の高い定番色から試すのが無難だ。

タコジグ仕掛けという選択肢

足元のテトラ際やケーソンの壁を縦に探るなら、タコジグ仕掛けが扱いやすい。タコジグはオモリと一体化したヘッドにタコ足状のスカートが付いた形状で、堤防の壁打ちにそのまま落とし込めるのが利点だ。

タコジグの場合は数珠状に2〜3個連結し、壁に沿って上下に小さく踊らせながら落としていくのが定番だ。タコが乗ると、まるで根掛かりのように「ヌッ」とロッドが重くなる。この違和感が出たら、即合わせよりも一拍おいてから一気に巻き上げるほうが外れにくい。

タコジグは構造上スカートが絡みやすいので、回収のたびに足が真っ直ぐ揃っているか確認しておくと、無駄な空アタリを減らせる。

夏の堤防でタコを掛けるアクションと誘い

仕掛けが決まったら、あとは誘いだ。基本はズル引きで、底を擦りながら30センチほど動かしては止める、を繰り返す。止めている「ステイ」の時間にタコが抱きにくることが多いので、せっかちに動かしすぎないことを心がけている。


ズル引きの誘いとタックルの基本は動画でも整理しています。
▶ マダコの時期と釣り方を30秒で見る

タコの乗りは前述のとおり「重くなる」感覚で出る。ここで早合わせをしてもフッキングが浅くなりがちなので、重みを感じたら竿先で聞き上げ、確実に乗ったと判断してから抜き上げに入る。一度地面(底)から引き剥がせば、あとは緩めずに一定のテンションで巻き続けるのが、バラシを減らすうえで効いていると感じる。

根掛かりと「タコの乗り」は紛らわしいが、生き物特有のわずかな重みの変化や、引き剥がした瞬間の重量感で判別できるようになってくる。最初は根掛かり覚悟で攻めの誘いを通したほうが、結果的にタコに触れる回数は増える印象だ。

釣れる時間帯・ポイントの見極め

夏のタコは早朝とマヅメ時に動きが活発になる場面が多い。日中でも、足元の影や障害物まわりを丁寧に探れば拾える。潮が動いているタイミングのほうが反応が良いと感じるので、潮見表で上げ下げの動き出しを狙って入るようにしている。

ポイントは、テトラ帯・ケーソンの継ぎ目・係留ロープ際・カケアガリといった、タコが身を隠せる変化のある場所が中心だ。同じ堤防でも釣れる場所はピンポイントなことが多いので、足を使ってランガンし、反応のあった付近を重点的に叩くのが効率的だと考えている。

なお、漁港や港湾では地域ごとに採捕ルールや禁止区域、サイズ制限が設けられている場合がある。釣行前に各自治体や漁協のルールを確認しておきたい。

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仕掛けから揃えたい方はこちら

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テトラ際や壁打ちにはタコジグ、開けた底にはタコエギと使い分けると探れる範囲が広がります

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まとめ

夏の堤防タコ釣りは、仕掛けをシンプルに、そして底を擦り続ける前提で組むことが釣果への近道だと感じている。タコエギで広く探り、タコジグで壁際を縦に詰める。あとはステイを効かせた誘いと、慌てない合わせ。この基本を押さえれば、近所の堤防でも十分にタコと遊べるはずだ。ルールとマナーを守って、夏の足元の好ゲームを楽しんでほしい。

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