夏の暑さが少し和らぐ9月に入ると、広島の堤防は一年でもっともにぎやかな季節を迎えます。水温が下がりはじめて魚の活性が上がり、春に生まれた魚たちが釣りやすいサイズまで育つためです。サビキでアジが釣れる隣で、ルアーマンがタチウオを狙い、その先ではエギングでアオリイカが上がる——秋にはそんな光景が珍しくありません。
一方で「何が釣れるのか分からないから、何を持っていけばいいのか決められない」という声もよく聞きます。この記事では、広島の堤防で秋に狙える魚種を9月・10月・11月の月別に整理し、それぞれどんな釣り方で狙うのかをまとめました。魚の動きは年によって前後するため、あくまで目安として計画づくりに使ってください。
夜釣り用ヘッドライトの選択肢
ゼクサス ZX-160+
- 約400ルーメン
- IPX4相当
- 約47g(電池別)
まずはこの1点から揃えると、本文の内容をそのまま実践しやすくなります
ゼクサス ZX-R40
- 最大420ルーメン
- IPX4
- 約32g・USB Type-C充電
公式仕様では白色・電球色に加えて赤色LEDを搭載。32gと軽く、点灯時間は光量に応じて約2〜18時間とされています。長時間の夜釣りで首まわりの負担を抑えたい人向けです。
秋の広島の堤防が釣りやすい理由
秋の堤防が初心者にも釣りやすいのには、はっきりした理由があります。
ひとつはベイト(エサとなる小魚)の量です。春から夏にかけて生まれたイワシやアジの幼魚が湾内に大量に入り、それを追って中型・大型の魚も接岸します。エサが多い時期は魚が浅い場所まで入ってくるため、堤防からでも射程圏内に入りやすくなります。
もうひとつは水温です。瀬戸内は内海のため夏場は水温が上がりやすく、真夏の日中は魚が深場に落ちたり口を使わなくなったりしがちです。9月以降は水温が下がって適水温に近づき、日中でもチャンスが出てきます。
さらに、秋は釣り方の選択肢が多い季節でもあります。サビキ、ちょい投げ、ルアー、エギングのどれでも釣果が期待できるため、家族連れでも一人でも計画が立てやすいのが利点です。広島湾周辺の潮回りや水温の傾向は釣り指数のページでも確認できます。
9月|数釣りシーズンの入口
9月の広島の堤防は、まだ夏の魚と秋の魚が混ざる時期です。
アジ・サバ・小イワシ
サビキ釣りの本番。回遊してくる群れに当たれば、数釣りが楽しめます。この時期のアジは10〜15cm前後の小型が中心で、群れの回遊があるかどうかで釣果が大きく変わります。朝マヅメと夕マヅメが有利な点は年間を通して変わりません。時期ごとの傾向は広島のサビキ釣りの時期は?何が釣れる?で詳しく整理しています。
アオリイカ(新子)
春に生まれたアオリイカが胴長10cm前後まで育ち、エギングの好機に入ります。この時期の個体はエギに対する反応がよく、小さめのエギでテンポよく探るのが基本です。詳しい時期の考え方は広島エギングの時期とポイント選びにまとめています。
タコ
夏に続いて狙えますが、堤防によっては漁業権の対象になっており、タコ釣りが禁止されている場所があります。釣行前に必ず現地の看板や自治体・漁協の情報を確認してください。禁止区域での採捕は密漁として扱われます。
10月|サイズアップとタチウオ本番
水温が下がるにつれて魚の食い気が上がり、10月は秋の中でももっとも期待値が高い月といえます。
タチウオ
広島の秋を代表するターゲットです。夕マヅメから夜にかけて堤防から狙え、ウキ釣り、テンヤの引き釣り、ワインドなど釣り方の幅も広いのが特徴です。回遊のタイミングや時間帯の考え方は広島のタチウオ堤防釣りで解説しています。
アジ(サイズアップ)
9月に10cm前後だったアジが15〜20cmクラスに育ち、アジングでも狙いやすくなります。常夜灯まわりにベイトが溜まる夜がチャンスです。ポイント選びの基本は広島アジングの時期とポイント選びを参考にしてください。
小型青物
ツバス(ハマチの若魚)などの小型青物が接岸することがあります。堤防からのショアジギングやライトなメタルジグで狙えますが、回遊次第の要素が大きく、当たり外れがはっきり出ます。なおサワラ・サゴシは青物と呼ばれることもありますが、ブリ・カンパチ・ヒラマサのいわゆる青物御三家とは別のグループとして扱われます。歯が非常に鋭いため、狙う場合はリーダーやフックの扱いに注意が必要です。
アオリイカ(成長期)
胴長15cm以上に育ち、引きも楽しめるサイズになります。数は9月より落ち着きますが、1杯の価値が上がる時期です。
11月|終盤の大型狙いと冬への切り替え
11月に入ると水温低下がはっきりしてきて、釣れる魚の顔ぶれが変わりはじめます。
アオリイカ(キロアップも)
数は減る一方でサイズは上がり、条件がそろえばキロ近い個体も期待できます。深場に隣接した堤防や潮通しのよい場所が有利になります。
アジ(良型)
群れは散りやすくなりますが、残った個体は20cm以上の良型が混じります。回遊待ちよりも、ポイントを絞って探る釣りに切り替えるとよいでしょう。
メバル(走り)
晩秋から本格化する冬の主役です。11月はまだ数が安定しませんが、常夜灯まわりでは反応が出はじめます。冬に向けた下見の意味でも、この時期に竿を出しておく価値があります。
カレイ・アイナメ
ちょい投げの対象魚も加わります。投げ釣りの仕掛けをそのまま流用できるので、サビキ釣りと並行して竿を出しておくと退屈しません。
秋の堤防で押さえておきたい装備と安全
秋は日没が急に早くなる季節です。9月上旬と11月下旬では日の入りが1時間以上変わるため、夕マヅメ狙いの釣行では明るいうちにポイントの足元と帰り道を確認しておくことが大切です。
夜釣りが増える秋はヘッドライトを見直す
秋はタチウオもアジもアオリイカも、夕マヅメから夜にかけてが本番になります。日没が日ごとに早まる時期でもあるので、ヘッドライトの重要度は夏場とは比べものになりません。スマートフォンのライトで代用すると、仕掛けを結ぶ・魚を外すといった両手を使う作業ができないのが決定的な弱点です。
釣り用として選ぶなら、次の3点を確認しておくと大きく外しません。
1. 明るさ(ルーメン)
足元の確認とキャスト方向の把握を兼ねるなら、200〜400ルーメン程度が扱いやすい範囲です。常に最大光量で使う必要はなく、むしろ調光できるモデルを選んで、手元作業では光量を落として使うほうが目が疲れません。
2. 防水等級
海辺は波しぶきと潮風をまともに受ける環境です。防水の目安としてIPX4(あらゆる方向からの水しぶきに耐える等級)以上かどうかを確認しておくと安心でしょう。
3. 電源方式と予備
乾電池式は現地のコンビニでも買い足せるのが強み、充電式は電池代がかからず軽量にまとまります。どちらを選ぶにせよ、予備電池か予備の光源をもう1つ持っておくのが夜釣りの鉄則です。暗い堤防でライトが落ちると、釣りどころか帰り道が危険になります。
あわせて赤色LEDが使えるモデルだと、常夜灯まわりで手元を照らすときに周囲へ与える影響が小さく、暗さに慣れた目の状態も保ちやすくなります。
夜釣り用ヘッドライトの選択肢
ゼクサス ZX-160+
- 約400ルーメン
- IPX4相当
- 約47g(電池別)
公式仕様では単4形アルカリ電池3本と専用充電池ZR-01+のどちらにも対応。現地で電池を買い足せる安心感を残しつつ、普段は充電池で運用できます。
ゼクサス ZX-R40
- 最大420ルーメン
- IPX4
- 約32g・USB Type-C充電
公式仕様では白色・電球色に加えて赤色LEDを搭載。32gと軽く、点灯時間は光量に応じて約2〜18時間とされています。長時間の夜釣りで首まわりの負担を抑えたい人向けです。
使い方の注意点として、ヘッドライトを海面や他の釣り人に向けないことは徹底してください。魚が散る原因になるうえ、夜釣りではトラブルのもとになります。移動時は足元、作業時は手元と、照らす先を意識して使い分けるのが基本です。
安全面では、堤防でもライフジャケットの着用を基本にしてください。動きやすさを優先するなら腰巻きタイプが扱いやすく、選び方の基準は釣りの腰巻きライフジャケットおすすめの選び方にまとめています。濡れた堤防やテトラの上は日中でも滑りやすく、暗い時間帯はさらに危険が増します。
服装は、日中と朝晩の気温差を前提に重ね着で調整できるようにしておくと快適です。11月ともなると、風のある日の夜は真冬に近い体感になることもあります。
夜釣り用ヘッドライトの選択肢
ゼクサス ZX-160+
- 約400ルーメン
- IPX4相当
- 約47g(電池別)
ここまで紹介した内容を実践するなら、まずはこの1点から揃えてみてください
ゼクサス ZX-R40
- 最大420ルーメン
- IPX4
- 約32g・USB Type-C充電
公式仕様では白色・電球色に加えて赤色LEDを搭載。32gと軽く、点灯時間は光量に応じて約2〜18時間とされています。長時間の夜釣りで首まわりの負担を抑えたい人向けです。
まとめ
広島の堤防の秋を月別に整理すると、次のようになります。
| 時期 | 主なターゲット | 主な釣り方 |
|---|---|---|
| 9月 | アジ・サバ・小イワシ、アオリイカ(新子)、タコ | サビキ、エギング |
| 10月 | タチウオ、アジ(サイズアップ)、小型青物、アオリイカ | ウキ釣り・テンヤ、アジング、ショアジギング |
| 11月 | アオリイカ(良型)、アジ(良型)、メバル、カレイ | エギング、アジング、ちょい投げ |
秋は選択肢が多いぶん、「何を狙うか」を先に決めてから道具をそろえると釣果につながりやすくなります。家族で数釣りを楽しむならサビキ中心、一人でじっくり狙うならタチウオやアオリイカ、という具合に組み立ててみてください。
魚の回遊や成長は年によって前後します。釣行前には潮回りと天候を確認し、無理のない範囲で計画を立てることをおすすめします。


